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2012年8月20日 

トラベラーズノート 自作リフィルの作り方(2) セクション[方眼ノート]編

トラベラーズノート 文房具




横罫や方眼など、いろいろな種類のノートがある中で、自分にとって使いやすいノートはどれかを見つける為、純正の横罫、セクションと買ってみたワケだけど、

字の汚いボクに取っては、縦横ともに位置が決めらるセクションが使いやすいと判明。そんなワケで、前回の横罫ノート自作の経験を生かし、今回はセクションノートの自作にチャレンジすることにしました。

ひとまず先に、前回のリフィル自作から分かったメリット・デメリットを確認しておきます。
>>>トラベラーズノート 自作リフィルの作り方 横罫ノートを作ってみたよ

メリット

◆ 作る楽しさ モノを作る楽しさがある。作ったモノに愛着が湧く。ただし、楽しいかどうかは人による。
◆ コストの面 前回の計算では純正リフィルよりも3分の1以下になりそう。ただ材料のまとめ買いが必要。
◆ カスタマイズ性 好きな紙、ページ数、ページのデザインなど、カスタマイズ性が高い

デメリット

◆ 手間・面倒 印刷、カット、製本など、それなりの作業が必要。作ることを楽しめない人は非常に面倒だと思う。
◆ クオリティー 大体の場合、純正品よりも品質は低くなりがち。自作の品質が恥ずかしいと思うならやらない方が良い。
◆ 初期費用 用紙など材料のまとめ買いが必要だったり、必要な道具をそろえたりと、最初に費用が掛かる。

大まかに、こんな感じでしょう。デメリットを考慮しても、僕自身は「作るの楽しいよ!」と訴えたいワケです。

 
それでは実際にセクションノートの自作してみた話です。
今回もトラベラーズノートのレギュラーサイズなので、A4コピー用紙に方眼を必要な枚数分だけ印刷し、セクションノートを作っていきます。16枚印刷すると、純正と同じ64ページのセクションノートが完成します。

横罫ノートの時もそうでしたが、今回もやっぱり印刷がノートの出来を大きく左右する感じでした。セクションの場合、ノート上下に余白がありません。ということは印刷はフチなし印刷をしなければならないと言うことになります。また前回の横罫ノート以上に、表と裏の罫線をしっかり合わせることも大切です。

方眼5mmのPDFファイルを用意しましたので、必要な方は使って下さい。
>>>セクション5mmのPDFはコチラ

まず印刷すると分かると思うのですが、中心あたりに1本だけ他より太い罫線があります。今回この太い罫線に合わせて二つ折りにします。実際は、プリンタや余白の設定により、必ずしも実際の用紙の左右の中心とは合っていないと思いますが、気にせずこの太い線で折るようにします。裏面の罫線が出来るだけ合うようにしたかったのは、裏面の太い罫線もこの折り目に合わせたい為です。この線がある程度合っていると良い仕上がりになります。横罫の時の様な工夫をしてみると良いと思います。

二つ折りにしたところ。やはり端はズレている。

端を拡大。2.5mmくらいのズレれる・・・でも気にしない。

さて実際に印刷した用紙を二つ折りにすると、多くの場合、ナゼか罫線は中心を通っていないはず(たぶんフチなし印刷が原因ぽい)なので、用紙の角は合いません。ただ最終的に端はカットしてしまうので、ココでは中心の罫線をしっかり折ってさえいれば問題ないので、余白等の設定で、無理に中心に合わせる必要はないです。

後は前回同様、表紙、中表紙(必要に応じて)、印刷した用紙の位置をしっかり合わせて、折り目に合わせてホッチキス止めで製本します。
後は、不要な部分をカットすることで、リフィルを完成させて下さい。

完成したリフィル[セクション]。上が自作リフィルで、下が純正リフィルです。

今回も表紙は深緑にした。サイズもちゃんと同じになりました。

罫線の太さは純正よりほんの少しだけ太いかな。問題にならない程度だけど。

ちなみに純正のモノは、中心の罫線が印刷されていない。

自分で言うのも何だけど、まあまあのデキ。普通に使用するなら全く問題無い感じに出来ました。

コレで横罫リフィル、セクションリフィル、そして、用紙に何も印刷せずに作れば、無罫リフィルも作れることになり、主要なリフィルは自前で賄うことが出来るようになりました。ただココまでは純正リフィルをマネっこしただけなので、これから自分なりの工夫をしていきたいと思います。来月あたりからは、そろそろ来年のカレンダーも欲しくなってくる時期なので、次はカレンダーリフィルの自作にチャレンジしたいと思います。

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