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2013年3月9日 

VMware Fusion上のWindowsでマウスの戻るボタンが正しく動かない件が解決

Apple iTunes Mac



どもどもっ!電気通うのナタリ(@denkikayou)です。

Vmware logo前回書いたVMware FusionにインストールしたWindows7でマウスの戻るボタンちゃんと機能しないという話、最終的にHUTというフリーソフトを使い解決したと書きましたが、実はとても面倒なことをやっていることがわかったので、今回はもっと簡単に解決できた方法を改めて書いておこうと思います。

今回、いろいろとやっているうちにわかった、MacのiTunesでもマウスの戻るボタン機能しないという問題も解決できるので、iTunesで戻るボタンが使えなくてぇ…と、不便を感じている人がいれば、もしかすると参考になるかもしれません。

act2.com

 

ロジクールのマウスドライバーがおかしい

まず解決したい問題は、VMware Fusion上のWindowsで使うマウスの戻るボタンが正しく機能しないという点です。
原因はまず第一にロジクールのマウスドライバーの問題があります。

(※ボクはロジクールのマウスしか持っていないので、他のマウスで同様の問題があるか、また、同様の方法で解決するかはわかりません。スミマセン…)

ロジクールが配布しているマウスのドライバーは「Logicool Control Center」といい、Unifyingの設定や、マウスのボタンに機能の割り当て等ができるものです。

Logi mouse01

デフォルトでは、マウスの戻るボタンには、「戻る」が、進むボタンには「進む」が割り当てられています。この割り当ててある「戻る」の実体は、commandキー+左矢印キー、「進む」は、commandキー+右矢印キーとなっています。

実はこのキーの割当てが問題となっていて、このままの設定でVMware Fusion上のWindowsでマウスの戻るボタンを使うと、ウィンドウを画面左半分にリサイズするショートカットキーとして働いてしまうのです。
前回、HUTと言うキーの割当てを変更できるフリーソフトを使ったのは、このショートカットキーをWindows側で解決しようと考えからでした。

 

iTunesでもマウスの戻るボタンが使えない

しかし実はさらに新たな問題が出てきました。それはロジクールのこの純正ドライバーは、デフォルト設定で使っているにもかかわらず、iTunes上でマウスの戻るボタンが正常に機能しないことがわかったのです。
iTunes Storeで曲やアプリを見ている時、戻るボタンを押しても一つ前の画面へは戻らず、かわりに戻るボタンで前の曲へ、進むボタンで次の曲へいってしまう状態になってしまいます。
そこでまずはMac側の問題を解決しようといろいろ見ていると、Macにおける「戻る」のショートカットキーは、commandキー + [ 、進むはcommandキー + ]が標準らしいということがわかりました。

Logi mouse02

そこでLogicool Control Centerで、戻る・進むボタンにキーストロークを設定し、それぞれcommandキー + [ と commandキー + ]を割り当てました。
こうすることでiTunesの問題は解決し、今まで問題なかったFinder、App Store、Safari、Chrome、Firefoxなどの戻るボタンに対しても影響することなく動くようになりました。

 

VMwareの環境設定で解決

戻る・進むボタンにcommandキー + [ とcommandキー + ] を割り当てただけでは、当然、仮想のWindows側の問題はなにも解決しません。
そこで正しく動かすために試したのが、VMware Fusionの環境設定にある[キーボードとマウス]にあるキーマッピングの設定です。

Vm key map01
[キーボードとマウス]の設定項目には、マウスボタンの割当てに関する項目がなく、最初はここで設定はできないと思っていたのですが、今回、マウスのボタンにキーストロークを設定したことから、もしかしたらMacのショートカットをWindowsのショートカットへ変換してやれば、たとえマウスのボタンだとしても動くようになるかもしれないと思い試してみることにしました。

設定は以下のようにしました。
commandキー + [  > > >  Alt+左矢印キー
commandキー + ]  > > >  Alt+左矢印キー

結果この設定で、Mac側も仮想PC側もマウスの戻る・進むボタンが正常に機能するようになりました。

 

キーマップでキーボードも便利に

VMware Fusionのキーマップの設定は、キーボードだけじゃなくマウスの設定にも使えることが今回わかりました。しかも少しキーマップの設定がわかってくると、Windowsのキー設定をMacに合わせてた設定に変えられるので、少しずつ使いやすくなってきました。
例えば、かなキーで日本語オン、英数キーでオフという設定にも変えられるので、キー操作の紛らわしさも解消できます。(ただしこの場合はWindows側の設定も必要)
一時はHUTなどを使い複雑に設定していましたが、VMwareのキーマップを使うことで、より簡単にわかりやすく設定できました。しばらく使っていますが、特に問題もなく動いています。

これでひとまずボクのマウス問題は解決しました。

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