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PCで使うBluetoothアダプタは何を基準に選べば良いのか調べてみた

周辺機器



Bluetooth

 

最近、欲しいなぁと思っているBluetooth接続のキーボードがあるんですよねー

 

Macの方は問題無いとしてもWindowsの方は自作PCなのでBluetooth機能は付いてないんですよね。そこで「Bluetoothアダプタは一体何を選んだら良いのか?」ということで、買うかどうかも決めていないキーボードより先にそれを調べてみることにしました。

 

Bluetooth

まずBluetoothっていろいろな機器と無線で接続できるもので、キーボード、マウス、ヘッドフォン、スピーカー、ゲームコントローラーなど多くの製品が存在していますよね。

 

今回ボクはキーボードを使いたかったのと、apt-Xというコーデックが使えるヘッドフォンにもちょっと興味があるので、この2点を考えてアダプタ探しをしたいと思います。

 

Bluetoothのことを調べているうちに、考えるべき点が分かってきました。

 

Bluetoothのバージョン

Bluetoothにはバージョンというモノがあり、登場していらい少しずつバージョンが上がってきています。
現在は最新は4.2らしいけど、一般的に販売されているBluetoothアダプタは4.0対応のモノばかりで、4.2対応というアダプタは見つけられませんでした。

 

また、4.0は3.0や2.1との互換性がないという情報も見つけましたが、これはどうやら「デュアルモード」なるものを実装することで、アダプタ1台でどのバージョンも対応できるとのこと。実際に現在販売されている4.0対応のアダプタはどれも3.0や2.1と接続も可能となっているモノばかりでしたので、バージョンに関してはひとまず4.0対応の製品を買っておけば良いという感じでした。

 

プロファイル

Bluetoothにはプロファイルという通信ルールのようなモノ(プロトコル)も存在していて、接続する機器同士が同じプロファイルに対応していないと使うことができないです。

 

例えばPCとキーボードをBluetoothで接続したい場合、PC側のアダプタもキーボード側もHID(Human Interface Device Profile)というプロファイルに対応している必要だし、ヘッドセットを使いたいなら両方ともHSP(Headset Profile)に対応している必要があります。

 

プロファイルは多くの種類が存在していて、アダプタによって対応しているものが違ったりするので、Bluetooth機器を購入する際、プロファイルが対応しているかどうかはしっかりと確認する必要がある。

 

通信距離

Bluetoothには、Class1(100m)、Class2(10m)、Class3(1m)、と通信距離の違い(厳密には電波出力の違い)でクラス分けされている。このクラスは単純に出力の違いなだけで、Classが違うモノ同士でも接続は可能とのこと。

 

距離は理論上のモノで、実際はClass1でも100mまで届くワケではないらしいけど、無線機器である以上安定して通信するなら対応する距離は広い方が良いと思うのでClass1を選ぶのが良さそう。

 

メーカーと製品

アダプタを販売しているメーカーは有名なところから聞いたこともないところまでいろいろあるけど、今回はナタリの独断でメーカーと製品候補を絞ってみました。

 

    サンワサプライ MM-BTUD43

      最新規格の「Bluetooth Ver.4.0+LE/EDR」に準拠
      Bluetooth Ver.3.0/2.1/2.0/1.2機器との接続も可能
      Class1に対応
      高音質・低遅延で音楽や通話が楽しめるapt-Xコーデックに対応
    ロジテック LBT-UAN04C1BK

      Bluetooth®最新規格「Bluetooth®4.0」をサポート
      Bluetooth®1.2~3.0までの機器及びBluetooth®4.0/LE対応の機器と接続可能
      Class1に対応
      aptXコーデックに対応
    IO-DATA USB-BT40LE

      最新規格 Bluetooth Ver4.0+EDR/LEに対応
      Bluetooth®2.1/3.0対応機器とも接続できる
      Class2に対応

    PLANEX BT-Micro4

      最新規格のBluetooth Ver.4.0+EDR/LEに対応
      Bluetooth Ver.3.0/2.1に対応した機器とも接続可能
      最大通信距離 25m (屋内見通し距離)

 

アマゾンではこれ以外にもたくさんありましたが、機能的に違いがなさそうなので割とメジャーそうな上記4つを比べてみました。

 

中でもClass1対応の製品は、サンワサプライとロジテックのモノしか見つけられず、aptXコーデックに対応したものはチラホラ見つかるけどどれもClass2対応のモノばかりでした。

 

後はどの製品も、キーボード、マウス、コントローラー、ヘッドセット、ワイヤレススピーカーなど通常使うであろうプロファイルはどれも対応しているっぽいので、その辺はあまり気にしなくても良いのかもしれません。

 

サンワサプライ MM-BTUD43

最終的にボクはClass1に対応し、かつ、apt-Xコーデックが使える「サンワサプライ MM-BTUD43」にしようと思います。

ロジテックのLBT-UAN04C1BKにしなかったのは、入手性が悪そうな感じがしたから。ヨドバシの通販でLBT-UAN04C1BKは販売終了となってたしね。

 

すこし気になるのは、いろいろなところのレビューで書かれているCSR社製のスタック(ドライバ)のデキが良くないという話。MM-BTUD43はCSRのチップを積んでいるためCSR社製のスタックを利用することになるんだけど、それがスゴく使いづらいんだそうな。ただそれもWin8.1までの話らしく、Windows10で使う場合はOS標準のドライバが問題なく動くらしいので気にしないことにしましたw

 

まとめ

今回いろいろとBluetoothについて調べてみたけど、詳しいことまでは分からないまでも大体のことはつかめたかなぁと思います。結論として分かったのは「bluetoothアダプタはそれほど悩まず決まる」ってことw

 

だってね、Class1に対応とかaptXに対応とか条件を付けると選ぶ余地はほとんど無いし、普通にキーボードなどを使いたいだけっていうなら、よっぽど変なアダプタじゃ無い限りどれも大差無いって感じだもんね。

 

詳しい人になると、「どこ製のチップが良い」とか「どこ製のスタックが良い」とか拘るんだろうけど、所詮キーボードが使えればいいボクなので、そこまで真剣にBluetoothに向き合うつもりもありませんw

 

というわけで、もう少しキーボードを買うかどうか悩んでからBluetoothアダプタを買うかどうか決めたいと思います。

 

   

 

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